森からのきらくな便り 2008 2005年へ
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旧年中はいろいろありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末は雨が降って、またまたどうしちゃったんだと思っていたら30日から今度は大雪が降り続いて、2008年元日にはすでに70センチほど積もっていました。
大雪の中、除雪して、おとそをいただいたのは昼の12時になってしまいました。
ここの冬はこうでなくっちゃ。雪かきをしていい汗かいて、充実した気分にひたっています。

カフェは冬眠中です。4月中旬には開店します。
今年もよろしくお願いいたします。
秋にすばらしい紅葉を見せてくれたカエデに、今回は雪の花が咲きました。
ことしもよろしグヮオゥー      ごんたでした さてこれはなんでしょう?
登山者のランドクルーザーが閉鎖された道のゲートの横で埋もれていました。(1月2日)
4日朝にはもういなくなっていたので一安心しました。
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2008.2.10
“2月に入って寒い日が続きます”
氷のレースが出来ていました。
どんな風にこんな芸術的な造形物が出来ていくのか不思議です。
でも、観察していたら、凍えて動けなくなりますね。
ここのところ、毎朝マイナス10度前後の冷え込みで、朝歩いていると、鼻毛が凍ります。
左の写真は、“ゴッホの椅子”のご注文の作品です。
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2008.3.6
“雪の壁見学ツアー?ずくなし”
昨日、3月5日は二十四節気のひとつで、啓蟄に当たる日です。土の中で冬ごもりしていた虫たちが春の到来を感じ、地上へ這い出してくるという意味です。
とは言うものの、今年のうちの周りの雪は、かなりなもので、まだまだ虫が這い出してくるにはちょっと雪がおもすぎるかなという感じです。
ご覧のとおり車庫の屋根の雪下ろしの途中の様子です。
地熱がないので、降ったら積もりっぱなし、降っただけ積もりに積もって、支えの梁(電信柱)が微妙にたわんできてしまったので、これはいけない、いよいよ上って雪を下ろしはじめました。目線の高さまであったので、170センチ弱ありました。
屋根よ良く持ちこたえてくれた。ありがとう。
ここまでやって、お天道様の陽気の動向と、相談しています。あわよくば、このまま暖かくなって、解けていってくれ〜と、ずくなし(ずく無しとは、このあたりの方言で、億劫がってなにかをやりだそうとしない状態)なことを考えています。
でも、この壁は一見の価値あり。
観覧料無料!雪下ろし体験もどうぞ!汗をかいた後は、薪を焚いて沸かした五右衛門風呂で汗を流し、薪ストーブの前でゆっくりお食事!な〜んて冗談抜きでどうですか?と、またずくのないことを考えております。
今週末あたりから、やっと気温も緩んでくるとの予報。
今年の春は、待ち遠しかった分、感動もひとしおだなぁ。楽しみ楽しみ。

柿渋が、しっかり発色して素晴らしい艶になってきたリラックスアームチェアです。

フルート奏者の方からのご注文で作らさせていただいた譜面台です。
ヤマザクラ材。譜面受けまでの高さ100cm
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2008.4.9
“心踊る春到来”
雪の解けた端から、クロッカスが芽を出し、3日もしないうちにこんなかわいらしい鮮やかな花を咲かせてくれました。

完全防寒の服に、マイナス40度に耐えるというソレルのブーツ、雪山登山用のグローブにスキーの毛糸の帽子を耳が隠れるまで深くかぶり、首にはマフラ−、マイナス10度を下回る日には、これにマスクを着用して朝の犬の散歩に出かけるのが、極寒の冬の朝のスタイルです。
少しづつ少しづつ寒さが和らいでくるにしたがって、道が、深雪、浅い雪、氷、ぬれた道、乾いた道をくりかえしながら、靴もだんだん運動靴で歩ける日が多くなってきて、今は、帰り道は、ウインドブレーカーのチャックを開けて、少し汗ばんで歩いてこれるようになりました。

今年の春は、やっぱり嬉しいです。感動もひとしおです。近年では、今冬はしっかりと雪が降って、グッと押しつぶされるような気持ちになる日が何日か続き、冬の厳しさを味わえた分、この春の到来はひときわうれしいです。
ふきのとうの味も、雪が多いほど美味しいのではないかと思えるほど、てんぷら、ふきみそが、最高にうまいです。
炊き立てのごはんにふきみそをたっぷりのせて頬張ったらたまらない美味しさ。こんなにうまいものがこの世にあったのかと思うくらいです。言い過ぎじゃないですよ。

簡単ふきみその作り方:
まずは今採ってきたふきのとうをざっと洗ってざるにあげておく。
鍋に、油(うちではオリーブオイル)適当、味噌(うちでは無添加の田舎味噌)適当、砂糖(うちではてんさい糖)適当を入れてから火にかけます。適当というのは好みで、極端なことをしなければうまいものです。
かき混ぜながら、アツアツになった時に、横にいる相棒に「はい、刻んで!」と頼んで、ざくざくときざんだはしから、鍋に入れてもらい、とにかく焦げないように木べらでかき回し続けます。ふきのとうにしっかり熱が伝わって、火が通ったらできあがり。
やっぱりこれもできたては最高、タッパーなどに入れて、冷蔵庫に保存すれば2週間くらいは美味しく食べられます。時間を置くとちょっと味は落ちてきます。

ポイントは、
新鮮なふきのとうを使うこと。これによってあく抜きの必要はない。
刻んだ端から色が変わってきてしまって苦くなるので、すばやくおおざっぱに刻んで、なるべく早く火を通すこと。
油砂糖味噌は、とても焦げやすいので、かき回し続けること。
二人組みで作ること。
です。

ふきみその味を知ってしまった頃は、欲張って1年分もつようにと味噌2キロ分ぐらい作っていましたが、これが、5月になり、夏になり、秋になり、山菜、新鮮な野菜たち、きのこや木の実など、それぞれの季節のうまいものを食べていれば、季節はずれのものには箸がのびなくなるもので、結局次の春まで冷蔵庫で眠らせてしまっていたなんていうこともありました。
その季節に、その土地で自然にできる食物を、その場でその空気の中で食べること。それが、旬なんですね。
旬のものを食べられるという幸せに感謝しています。
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2008.6.1
新緑のまぶしい季節になりました”
風薫る五月は、本当に気持ちの良い大好きな季節です。まあいろいろと理由をつけて、どの季節も最高!と思ってしまうのですが。
春は何かと忙しく、あっという間に過ぎて、もう初夏のような景色になってしまいました。
少し下るとカッコウが鳴き出しました。
家の周りでは春ゼミが鳴きだしました。

芽吹きの頃の緑は、シラカバなどの淡い緑色から、ヒノキやスギなどの針葉樹の深い緑まで、グラデーションを山全体のキャンバスに塗り広げていましたが、今はどの木も緑を濃くして斜面は緑一色です。
家の周りの草も一気にのびて、今日は今年初の草刈りを済ませました。雑草の勢いといったらすごいすごい。コンフリーやアザミなどはみるみる背丈は1メートルを越してしまうし、オオイタドリにいたっては、春に芽を出してもうすでに2メートルを越して、太さは4センチあるものもあります。すごい生命力と成長力ですね。畑の作物もこの調子で育ってくれたらいいのですけど、なかなかそうはいかないものです。
冬の間部屋の中でようやく越冬したゼラニュームが今満開で漆喰の白壁とこげ茶色の柱と梁の家の外観を演出してくれています。 おととしの夏に、散歩の途中に道端で採ってきたこの花のたねから育て、こんなにかわいらしい花がたくさん咲いてくれました。今、カフェの入り口のスロープを彩ってくれています。
いったい何という花なのでしょう。サクラソウの一種かな?
ご注文いただいたダイニングセットです。
納期が2008年春ということだったのですが、今日になってしまいました。大変お待たせしてしまいました。
とても気に入っていただきまして、すごくうれしかったです。本当にありがとうございました。最高に幸せな時です。
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2008.6.11
ベニバナイチヤクソウ
2008.8.3
日本海へ海水浴。サザエの壷焼き。
う〜〜〜ん。採りたて新鮮そのもの。やっぱりなんといってもうまい!
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2008.8.13〜22(金)
高橋節郎記念美術館 主屋にて
「暮らしの家具・三人三様展 vol.3」開催しました。
ご来館の皆様本当にありがとうございました。
2008.9.28
“美しい!こわい!発見!”
物語の中で、きのこと言えばこれが登場する事が多いですよね。出てくる姿は本当にかわいらしく、ポコッと顔を出し、色鮮やかでこんなに絵になるきのこは他にないですよ。
しかし、美しいものにはとげがある、ならぬ“毒”がある。で、このベニテングタケには幻覚を起こす毒があります。
そして、グルタミン酸の数十倍のうまみ成分であるアミノ酸が含まれているそうで、地方によっては毒抜きして食べるそうです。あんまり見事なものだったので、少しそそられましたが、そこはグッとこらえて部屋に飾っておきました。
次の朝、朝日に照らされて、かさの裏のひだから、煙のような胞子がふわーっと漂ってきて、それに気がついた子どもが、「これ吸っても大丈夫?」といったので、一応急いで外に置きました。自分は吸い込んでみたけど幻覚は見えませんでした。まさかね。
うーん。ちょっと食べてみたい。
2008.10.4〜5
“小布施クラフトフェアに参加しました”
一日目はとってもいい天気に恵まれ、クラフトフェア日和でした。二日目も曇っていて、搬出の時に少し雨がぱらついてきましたが、影響なく、恵まれました。
土日で家族連れも含め、たくさんの方たちに椅子に座っていただいて、こんな椅子もあるんだ、座り心地がいいねぇといっていただき、良かったです。
新潟からみえた方で、「いつもHPみてますよ。お気に入りに入れて。」といっていただいてビックリしてしまいました。「わーぜんぜん更新してない。すみません。こんな事がないと、更新する元気が出てこないんですよね。これで2.3日したら更新してると思いますよ。」
さぼってばかりの私でした。サザエからいきなりベニテングタケですもんね。
すみません。たとえ見てくれている人がひとりでも、がんばりま〜す。

10月は、25.26日にまつもとあがたの森で、クラフトピクニックに参加します。
小径木丸太スツールのペーパーコードによる座編み体験を
通常価格10,000円のところ
まつもとクラフトピクニック価格で1脚 6,000円でしますので、どうぞご参加下さい。
こっぱ工作も同時に行います。お子様連れで楽しめますのでどうぞ楽しみにおいで下さい

パーキングエリアの小布施ハイウェイオアシス内の広場は、芝生が広がっていてとても気持ちのいいところでした。
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2008.1017
“拭き漆両袖机”
ご注文品の、拭き漆仕上げの両袖机が完成しました。
栗材なので、木目が引き立ちとてもいい感じに仕上がりました。漆はウルシの職人さんにお願いして仕上げていただきました。
ウルシ仕上げの作品の時には毎回感動します。木地が仕上がり漆屋さんに依頼し、完成を待ち、ガラッと変身するので驚きです。
夏には完成し納品する予定でしたが、延ばし延ばしで大変お待たせしてしまいました。お客様には、とても喜んでいただけて何よりうれしかったです。
ありがとうございました。
ご注文の、玄関スツールと片手のあぐら・正座椅子(右)です。どちらも、ペーパーコードで編んであります。
玄関スツール(左)は、玄関で靴を脱いだりはいたりする時にちょっと腰かけ使うと楽です。立ち座りが楽なように片手の支えがあります。座面高さは、350ミリ。
こどもの目線
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2008.10.25〜26
“クラフトピクニックまつもと2008に参加しました”
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今年も、“こっぱこうさく”と“ペーパーコードの座編み教室”をさせていただきました。
こっぱこうさくは、毎回の事ながらこども達の自由な心を見る事ができて幸せな気持ちにさせてもらえます。ありがとう!見習わなければ。
座編みのほうもたくさんの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
皆さん楽しい楽しいといいながらやってくれてこちらも楽しい時をいただきました。
東京からお友達同士でご参加していただきました。終始「これはすごく楽しい!」といいながらの作業でした。ありがとうございました。
いぐさの座編みにも挑戦してみませんか?
               座編み体験教室
おかあさんがんばって編んだよー
「毎年ひとつづつ増やして行きたいので来年もやってくださいね。」と言っていただきました。
来年もぜひ参加したいと思っています。
待ってて下さいね。
小径木丸太のスツールでそれぞれ表情の違った椅子が、その人その人の引っぱり具合でそれぞれどれも世界にひとつだけの自分だけの“いい椅子”が9脚出来上がりました。ありがとうございました。
ぼくも手伝いながらやったよ。
「お兄ちゃんに見せたらぼくのも欲しいって言うだろうなぁ」と、お父さん。
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2008.11.6
“2008年秋 紅葉”
近くに足湯場ができました。1回入ってみましたが、とても気持ちよかったです。
紅葉を見ながらの足湯、できれば首まで浸かりたい気分です。
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2008.12.29
今年のクリスマスケーキ ご注文品のテーブル用ベビーアームチェア
キッチン整理棚 W1320×H1460×D450
制作中
一番下の深い引き出しは、キャスター付のワゴンにしました。
机部右の棚にはCDが収まります。
積み込んで、いよいよ納品の日
設置時にライト、コンセントを取り付け無事収まりました。
とても喜んでいただき本当にうれしいひと時でした。
本当にありがとうございました。
今年10月に作らせていただいた両袖机ももうすっかりその場にしっくりとなじみ、使いこなしていただいていました。
「いいところへお嫁にいったなぁ。かわいがってもらいなさい。」などと、勝手に親心のような心境になってしまいました。
ありがとうございます。
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